インタビュー
研修は、終わった後の行動変容が大切
ハイコムグループの経営方針は「人こそすべて」だと語るのは、ハイコムモバイル株式会社 代表取締役社長・甲斐文祥さん。 ワーケーションに取り組んだ理由は、13カ所の現場を率いる店長と毎月行ってきた会議に着目した時に、「長期的な視点で、会社のビジョンや店長のビジョンをエンゲージメントできるのは、会議室で行う枠にはまった会議ではないのではないか?」と、ふと考えたことがきっかけだったといいます。
そんな時に「藍のあまくさ村」や「リゾラテラス天草」の運営など多角的な取り組みを通して天草の活性化に取り組んでいる藍の村観光株式会社 代表取締役社長・藤川護章さんに出会い、藤川さんが経営する「L’isola THE BIRD(リゾラザバード)」で“天草でのワーケーション”が実現したのだそうです。
「会議室を飛び出して、Tシャツに短パン、サンダルで語り合うと、自然に話が深まっていきます」と甲斐さん。会議室を飛び出して思いを一つに語り合う場は、「ミライ会議」と名付けられ、その後はお楽しみの「ミライ合宿」。上天草の自然に抱かれるような抜群のロケーションの中で、甲斐さん自ら調達してきた肉を焼いては、部長らとともに社員に振る舞い、日頃の感謝を伝えます。
プログラムの中で、自らの歩みをプレゼンしたという甲斐さん。「ピンチやチャンスをどうつなげていったのかを社員に伝え、一人ひとりが自分のキャリアデザインに向き合ってほしいと思います。研修は、その場よりもその後の行動変容が大切です。働きやすい循環を守り、人を守ることが私の仕事。求人に経費を使うよりも社員に還元し、長く勤めてもらいたいですね」。
インタビューされた人(企業)

ハイコムグループは、通信事業(ソフトバンク代理店・au代理店)、宅配水事業、不動産事業、ポスティング事業、コールセンター事業、高齢者福祉事業の6事業を行っており、九州圏において熊本県を中心に事業を展開しております。
お名前 | 甲斐文祥 さん |
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企業名 | ハイコムモバイル株式会社 |
URL | https://8156.jp/recruit/ |